灌水とは

「灌水」(かんすい)=農作物や草木に水をやること。

古くから、農業を中心に灌水技術は発展してきました。その技術は現在「都市緑化」に応用され、都市緑化の普及に大きく貢献してきています。
弊社では都市緑化における灌水技術をご提案しております。
灌水の設計・施工・管理ご相談ください。

灌水システム種類と方法

※予算・状況に応じていろいろな組み合わせがございます。

ドリップ式・スプリンクラー式灌水の制御には大きく分けて3種類あります。
手 動・・・ 人の手でその都度水源を開閉します。
半自動・・・ 定流量弁を使用し、開始時のみ人の手で水量をセットします。
自 動・・・ 電磁弁・コントローラーを利用し自動で灌水を制御します。

3種類の灌水システム

◆ マップ式

自動灌水

マップ式灌水装置は給水だけでなく、水量も自動調整します。植物の成長期や猛暑日には給水量が増え、雨天時などには給水が止まります。

定湿度栽培法による成長促進

植物は季節・種類・大きさ・日照・風など多くの要因により、水の必要量が刻々と変化します。土の湿度を常に一定に調整することで、植物が水ストレスを感じることなく自己調整し、最大限の成長をします。例えば、通常は高さ10m前後とされるヘチマも高さ30m近くまで育てることができます。従来不可能だった大型建築物用緑のカーテンが可能になりました。

環境にやさしいエコ設計

・ある一定量の雨水を貯水します。

・水量を自動調節するので、過度な灌水がなく節水効果があります。

・自動灌水装置でありながら、電気を使用しません。

◆ ドリップ式

ドリップ式灌水ホース

点滴式に水が出る穴を一定の間隔に組み込んだホースを使用する灌水方法です。
植栽に合わせてホースを敷設し、タイマーで時間を設定します。
植栽の種類・土厚・傾斜などに合わせてホースを敷設し、季節・雨天などに合わせて灌水時間を調整することができます。
比較的容易に導入でき普及率の高い灌水装置になります。

◆ スプリンクラー式

スプリンクラー式灌水

装置のノズルより水圧を利用して水を飛ばし、円状もしくは扇状に灌水する方法です。特に芝生緑化で用いられます。