緑のカーテンQ&A

緑のカーテンとは何ですか?

建物の壁面を覆うようにツル性植物を育てたものです。環境にも良い緑化方法として人気を集めています。

育てる目的は?

基本的には、室温を下げて冷房エネルギーを削減する事を目的としたエコ活動です。
ただし、エコ活動以外、例えば景観向上や、趣味のガーデニングとしても人気を集めています。

室温が下がるのは何故ですか?

遮蔽作用と蒸散作用のためです。日差しを遮る事で室温の上昇を抑制します。
緑のカーテンは窓も覆えるため、遮蔽効果が高いです。蒸散作用とは植物が葉の裏などから水蒸気を放出する事です。
この時に熱を奪うため涼しくなります。

適する植物は?

育てやすいのはヘチマとゴーヤです。ただし、育てにくい植物にチャレンジするのも、楽しみ方のひとつです。

栽培時期は?

関東の場合、ゴールデンウィーク頃に植えて、9月後半から10月撤去が目安です。
植物の種類や天候によっても異なります。

上手に育てるには?

上手に育たない原因の大半は土不足と水不足です。土量と水量を増やす事で育ちが良くなります。

ヘチマタワシの作り方は?

果肉が柔らかくなるまでヘチマの実を茹でます。
その後、水で冷やしてから皮を剥き、果肉や種を取り除きます。
乾燥させてから、さらに残った種などを振るい落として出来上がりです。
漂白剤でより白いタワシにする事もできます。
尚、昔ながらの水に長期間漬けて作る方法もあります。

灌水装置Q&A

マップ式とは何ですか?

植物の育ちがとても良い造園法です。
緑のカーテンの場合、高さ30m近くまで育てる事も可能です。屋上緑化の場合、少ない土でも植物が元気に育ちます。

マップ式はどのような仕組みですか?

いくつかの造園技術を組み合わせています。
もっとも特徴的なのは水量のコントロール技術です。必要な時に、必要な量を給水します。

マップ式の育ちが良いのはなぜですか?

いくつかの理由があります。そのひとつは水の自動コントロールです。
天候や植物の成長段階に応じて常に最適な量を給水するため、植物は水の過不足による停滞期無しに育ち続けます。

マップ式が緑のカーテンに適するのは何故ですか?

マップ式は緑のカーテン専用ではありません。
ただし、緑のカーテンは必要水量も多く、必要水量の変化も大きいため、水量をコントロールするマップ式と相性が良いです。暑い夏場に毎日2回の水遣りという手間が省けるのも人気の理由です。

すでに花壇があります。

すでにある花壇や庭をマップ式に改造することができます。

緑化は水遣りが大変そうです。

マップ式は全自動です。水遣りだけでなく、水量調整も自動のため過剰給水も無く、節水にもなります。

マップ式の給水装置など、資材だけの販売をしていますか?

当社は工事が主業務の造園会社です。そのため、資材のみではなく、工事や管理作業としてのご依頼をお願いしております。
ただし、ボランティア団体が小学校に緑のカーテンを設置する場合など、特殊な事情がある場合は検討させて頂きますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

マップ式の価格はどのくらいでしょうか?

資材及び工事代の合計にて数十万円からとなります。内容や規模により大きく異なりますので、逐次御見積致します。お気軽にお問合せ下さい。